大商会新会長 挨拶

大商会会員の皆様におかれましては益々ご清栄にてご活躍のこととお慶び申し上げます。また、平素は格別のお引き立てを賜り、大変ありがたく厚く御礼申し上げます。

令和四年度大商会定例会議、常任幹事会、幹事会にて推薦され、ご承認をいただき、辻川前会長の後を受けて会長職を務めさせていただくこととなりました、昭和五十六年普通科卒業、在学中はバスケットボール部に所属し主将を務めました松枝建次です。

大商会は昭和八年に設立され約三四〇〇〇余りの卒業生を数え、歴代会長が築かれた伝統と歴史を考えますとその責務の重さに身の引き締まる思いがいたします。微力ではありますが、大商会および母校の発展に寄与できればと考えておりますので宜しくお願い申し上げます。

一昨年来、新型コロナウイルスの感染が国内でも拡大し大変な状況となりました。この未曾有の事態の中で、中止しておりました定例会議を三年ぶり七月二日に開催いたしました。また、大商会会員の皆様に於かれましても、仕事や日常生活において多大なご苦労があったのではないかと拝察いたします。まだまだ安心できる状況ではありませんが、新しい生活様式のもとで一日も早く平穏な日々に戻れることを願っております。 

さて、今年は母校創立百三十五周年を迎え、来年には大商会設立九十周年を迎えます。私は大商会活動に長年携わって来て、次のような考えに到りました。    私達会員は大商学園の卒業生と言う名の見えない糸で繋がっているのです。大商会に参加する事によって見えない糸が見えるようになり、その見える糸を月日をかけて編み、紐にし、その紐をまた月日をかけて編み、縄にし、その縄を月日をかけて編み、綱にし、絆にしていく。人と人との繋がりを太く大切にし、絆を深め発展する大商会と考えます。

副会長にはこれまでも協力して頂いております南出繁(オール巨人)氏、また卒業生の見えない糸を見える糸に増やし未来に繋げる本校教員の富山貴史氏に就任して頂きます。会長、副会長、常任幹事、幹事共々、宜しくお願い申し上げます。

来年秋には大商会設立九十周年記念祝賀会を開催します。是非とも参加して頂き、先輩後輩との交流を持ちビジネスマッチングの機会にでもなれば、これ幸いです。皆様と未来へ向かう大商会の絆を深めて参りましょう。

結びに、皆様のご健勝とご多幸を祈念致しまして、就任にあたっての挨拶とさせて頂きます。

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